アンクル丈テーパードパンツの型紙と作り方【サイズM、L】

女性服
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定番アイテムのくるぶし丈のテーパードパンツです。(ローライズ)
生地を変えればカジュアルにもフォーマルにも利用できます。裏地付き。サイズM、L。

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完成品

テーパードパンツとは、裾に向かってシェイプされたシルエットのパンツの総称で、スリムパンツよりも太もも部分にややゆとりがあるのが特徴です。

サイズ表
■ウエスト(ローライズのため、へそ下にベルトがきます)
サイズM:74cm(ベルト長さ)
サイズL:76cm(ベルト長さ)
■パンツ丈
81cm

1. 型紙ダウンロード

【サイズM(ベルト長さ74cm)】型紙ダウンロードはこちら

【サイズL(ベルト長さ76cm)】型紙ダウンロードはこちら

当ブログの型紙は、洋裁CADにて作成しています。
https://洋裁.net/

2. 準備するもの

■表布(夏:ツイル等、冬:ツイード等)
112cm幅:200cm
148cm幅:180cm

■別布(サテン等。表布と同系色を選ぶ)
90cm幅:30cm(裏地をつける場合は裏地と同布)

★裏地をつける場合★
122cm幅:80cm

■接着芯
90cm幅:100cm

■かぎホック
一組

■スナップボタン
10mm:一組

■ファスナー
12cm:1本

■伸び止めテープ
15mm幅

■接着ベルト芯
30mm幅

3. 地直し、裁断

3.1 生地はあらかじめ地直ししておきます。 印刷した型紙を切り取り、生地に配置し裁断します。
※裁断前に股下丈の確認・調整を行って下さい。

*型紙配置例*

*出来上がるパーツ*

  • 表地前パンツ(2枚)
  • 表地後パンツ(2枚)
  • 裏地前パンツ(2枚)※裏地なしの場合は省略。
  • 持出し(2枚)
  • 見返し(1枚)
  • 脇布(2枚)
  • 袋布(2枚)
  • 前ベルト(4枚)
  • 後ろベルト(2枚)

4. 裏地つけ、端始末

※裏地なしの場合は【4.3】のみ行います。

4.1 裾を三つ折りミシンで始末します。

4.2 表地前パンツの裏に裏地を合わせ、裾とウエスト以外の部分をしつけして表地に止めます。

4.3 表地・裏地前パンツの布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで一緒に始末します。
※表地後ろパンツ、脇布もそれぞれ端始末をします。

5. 見返しと持ち出しを作る

5.1 見返しに接着芯を貼り、布端にロックミシンまたはジグザグミシンをかけます。

ワイドパンツの縫い方1

5.2 表持ち出しに接着芯を貼り、裏持ち出しと中表にして縫い合わせ、表に返して始末します。

ワイドパンツの縫い方2

6. ダーツとタックを始末し、脇ポケットを作る

6.1 前パンツのタックと、後ろパンツのダーツを縫います。

6.2 以下の参考ページから、切り替えポケットの縫い方Bの手順で脇ポケットを作ります。

切り替えポケットの縫い方6

7.股下と裾始末をする

7.1 股下を縫い、縫い代をアイロンで割ります。

7.2 裾の布端をロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。

7.3 裾を印から折り、縫い代をまつり縫いまたは奥まつりで始末します。

7.4 折り山線にアイロンをかけます。

8.股ぐりを縫う

8.1 あき止まりまで股ぐりを縫い合わせ、左パンツに見返しを縫い付けます。

8.2 股ぐりの縫い代をアイロンで割ります。

9.ファスナーをつける

9.1 以下の過去記事を参考に、ファスナーをつけていきます。

パンツのファスナーの縫い方5

10.ベルトをつける

10.1 以下の過去記事を参考に、ベルトをつけていきます。

11.かぎホック(前カン)とスナップボタンをつける

11.1 印位置にかぎホックとスナップボタンをつけます。

かぎホックとスプリングホック1

12. 仕上げをする

12.1 股下と脇縫い目を合わせてアイロンをかけて完成です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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