洋裁の本についている型紙や市販されている型紙を、自分のサイズに直す方法を解説したいと思います。
簡単なので是非やってみて下さい(っ´ω`c)♡
1. 市販の型紙の選び方
市販(既製)型紙を選ぶ場合には上半身はバストサイズを、下半身はウエストサイズを基準にします。
寸法があわない場合は少し大きめのものを選びます。
2. 市販の型紙の補正方法
2.1 身頃の補正
体型による補正は、0.5~0.8cm程度までにしてください。
それ以上に補正が必要な箇所は幅と丈の補正を併用する必要があります。
下記図を参考に補正していきます。詳しい補正方法はこちらのページを参考にしてください。
仮縫い方法と基本的な補正方法
印付けが終わったら補正のために仮縫いをします。 仮縫いとはしつけ糸を使って手縫いのみで仕立てることを言い、仮縫い後実際に試着して、体に合うよう直すことを補正と言います。 それでは仮縫い方法と基本的な補正の方法を解説したいと思います。
2.2 袖の補正
下記図を参考に補正していきます。
2.3 ウエスト・ヒップまわりの補正
前後中心線に垂直になるようウエスト・ヒップの調整線を入れて補正していきます。
ウエストまわり:不足分の1/4を外側に出し(余り分の1/4を内側に入れ)、脇線を引き直します。
ヒップまわり:不足分の1/4を外側に出し(余り分の1/4を内側に入れ)、脇線を引き直します。
※パンツの場合は裾線を不足分(余り分)の1/8だけ広く(狭く)して脇線を引き直す。
2.4 パンツの補正
下記図を参考に補正していきます。
2.5 スカートの補正
ギャザースカートやタイトスカート等は裾線を平行移動します。
タイトスカートを長くする時は歩きにくくならないようスリットやベンツの深さも変えます。
Aラインスカートやフレアスカートは裾線を平行移動するとデザインや印象が変わるので、極端に長さを変える時は脇線の角度も変えます。
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3. さいごに
初めて使う型紙は、いきなり本番の生地を使うのではなくシーチングや余っている生地などを使って試してみましょう。
綺麗に仕上げるためのひと手間です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪