デザイン画(服を人体に着用させるスタイル画)の描き方

洋裁の基礎
洋裁の基礎

簡単に描ける基本的なデザイン画の描き方を解説します。

服のデザインを考案したり、他人に伝えたりするために服を人体に着用させたところを図で表現したものをデザイン画(正確にはスタイル画)といいます。

デザイン画…服のみの絵のこと。ハンガーイラスト、平絵、平面図などとも言われます。
スタイル画…人体に着用させてポーズを取らせた絵のこと。

このページでは基本的な描き方を載せていますが、以下の要点を押さえていれば自由に描いていただいて問題ありません。

・見てすぐにどのようなデザインかが把握できる
・パターン展開しやすいように描いてある
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1. 基本体の描き方

1.1 用紙に縦線を1本引きます。(正中線)

1.2 頭部を正中線上部に、卵形に描きます。
これを頭長とし、正中線上に頭長と等間隔に水平分割した線を引いて番号を入れます。

人体の全体と部分、部分と部分などの割合をプロポーションといいます。
人体のプロポーションは一般に身長と頭長の割合で示され、通常は8~10頭身で描きます。
※流行やデザイン、個人の好みで異なります。

1.3 頭長を基本として、首の付根を1~2の1/4、肩先を1~2の1/2、バストを2、ウエストを2~3の2/3、ヒップを4、膝を6、足首を8でとります。足先は8から頭長の2/3を下にとります。

1.4 横幅の割合は、顔幅とウエスト幅は同寸で頭長の2/3、首幅と膝幅は1/3、肩とヒップの幅は4/3、足先の開きは頭長と同寸程度にします。

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1.5 以上で基本体は完成ですが、このバランスを元に様々なポーズをとって立体感や動き、表情などを表していきます。

2. 着装図の描き方

2.1 基本体の上に服を着せて描いたものを着装図といいます。
まず襟線からはじめて、大まかなアウトラインを下方へと描いていきます。

2.2 細部の切り替え線やダーツ、ひだやシワなどを加えたりして完成です。

3. おまけ

下絵をなぞって描くという方法もあります。
以下から画像を閲覧・ダウンロードできますのでご自由にお使い下さい♪

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