タックとピンタックの種類と縫い方、裁断方法

部分別の縫い方
部分別の縫い方

運動量が増えることで服に立体感を与えて着心地をよくしたり、装飾として用いられるタックの縫い方を解説していきたいと思います。

部分別の縫い方【基本】
このページでは縫い代や裾、スリット、ウエストの始末方法、あきの始末、バイアステープの作り方、レースのつけ方、ダーツ、タック、ボタンとボタンホールの縫い方など部分別の縫い方をまとめています。 ■縫い代の始末 基本の縫い代始末 肩線や脇線などを...
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1. タックの種類

タック…ひだ、つまみ。
一定の間隔と深さで縦・横・斜めにつまんで縫う方法で、飾り縫いの一種です。
つまむ布の深さによってピンタックとタックに分かれ、ブラウスやドレスの身頃や袖、スカートやパンツ等様々なアイテムに使われます。

2. タックの縫い方、裁断方法

2.1 タック奥を縫う場合

2.1.1 型紙の斜線部(タック分)を布の裏側につまみ出し、つまみ分を倒します。

2.1.2 印はタックの縫い止まり位置まで入れます。

2.1.3 タックの中心を折ってミシンをかけます。

2.1.4 タックを倒し、縫い止めた部分にだけアイロンで折り目をつけます。

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2.2 畳むだけの場合

2.2.1 図のように印をつけます。

2.2.2 タックを倒して、つけた印を合せます。

2.2.3 縫い代に所々返し縫いをしながらしつけをします。

2.2.4 縫い代にだけアイロンで折り目をつけます。

2.3 裾までタックを入れる場合(ピンタック)

2.3.1 型紙にタック位置を記入して切り開きます。

2.3.2 布の上に図のように型紙をタックの本数分だけ離して置き、粗裁ちします。

2.3.3 布目を正しくし、裏面からへらで折り山に印をつけます。

2.3.4 表面からタックの山1つ1つに、丁寧にアイロンをかけます。

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2.3.5 折り山からタック幅だけミシンをかけます。

2.3.6 タックを全て縫い終わったら、再度アイロンをかけます。

タックを途中で縫い止める場合
縫い始め~縫い止まりまではミシンをかけ、縫い止まり~裾まではしつけをします。

2.3.7 布に型紙を置き、縫い代をつけて裁断し直します。

 

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