玉縁ポケットとは、別に裁断した共布でポケット口を処理したポケットのことです。
両側に玉縁をあしらったものを両玉縁、片側だけに玉縁をあしらったものを片玉縁といいます。
コートやジャケット、メンズスーツに使われます。
ここでは両玉縁ポケットの作り方を解説していきたいと思います。
ポケット
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1. 玉縁布と袋布を用意し、接着芯を貼る
1.1 玉縁布(2枚)と袋布を用意します。※玉縁布は表地と同布、袋布はスレキor裏地を使用します。
1.2 玉縁布(裏面)に接着芯を貼り、裏面を内側にして半分に折ります。
1.3 身頃などの本体ポケット口裏面に接着芯を貼ります。
2. 玉縁布と袋布を本体につける
2.1 玉縁布を本体表にしつけ(出来上がり線を避ける)で止め、袋布を重ねてミシンをかけます。
2.2 玉縁布の縫い代をよけ、本体にY字形に切れ目を入れます。
2.3 玉縁布と袋布を切れ目から裏面に引き出し、アイロンで形を整えます。
3. 袋布を縫う
3.1 袋布を中表にして二つ折りにして左右をジグザグorロックミシンで端始末をし、ミシンで縫い止めます。
3.2 玉縁布と本体の縫い代にミシンをかけて完成です。(上下・左右とも)
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