市販のパンツ型紙に裏地をつける際の裁断方法とつけ方、特徴や用途も合わせて解説していきます。
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1. 前裏仕立て
■特徴
・歩く時に滑りが良くなる
・前膝の型くずれ防止になる
・通気性があるので夏物に向いている
・表地が白など透ける素材には不向き
・歩く時に滑りが良くなる
・前膝の型くずれ防止になる
・通気性があるので夏物に向いている
・表地が白など透ける素材には不向き
1.1 表地前パンツの型紙を用意し、以下のように縫い代を加えて裁断します。
1.2 裾を三つ折りミシンで始末します。
1.3 表地前パンツの裏に裏地を合わせ、裾とウエスト以外の部分をしつけして表地に止めます。
1.4 表地・裏地前パンツの布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで一緒に始末します。
あとは表地パンツと一緒に縫い合わせていきます。一連の作業工程は以下記事にて確認可能です♪
アンクル丈テーパードパンツの型紙と作り方【サイズM、L】
定番アイテムのくるぶし丈のテーパードパンツです。(ローライズ) 生地を変えればカジュアルにもフォーマルにも利用できます。裏地付き。サイズM、L。
2. 総裏仕立て
■特徴
・型くずれ防止になる
・表地が白など透ける素材に向いている
・保湿性があるので冬物に向いている
・型くずれ防止になる
・表地が白など透ける素材に向いている
・保湿性があるので冬物に向いている
2.1 表地前パンツの型紙を用意し、以下のように縫い代を加えて裁断します。
2.2 ダーツとタックをたたみ、前後パンツの脇を以下の順番で縫います。
①出来上がり線にしつけをし、出来上がり線より0.2~0.3cm外側を縫います。
②縫い代を2枚一緒にロックミシンorジグザグミシンで始末し、前パンツ側に倒します。
2.3 股下を以下の手順で縫い、股ぐりを縫います。最後に裾を三つ折りミシンで始末します。
※股ぐりは、あき止まりから3cm手前で縫い止めます。
①出来上がり線にしつけをし、出来上がり線より0.2~0.3cm外側を縫います。
②縫い代を2枚一緒にロックミシンorジグザグミシンで始末し、前パンツ側に倒します。
2.4 前開きの縫い代を一部カットして折り線で折り、しつけをします。
2.5 表地と裏地の後ろ中心(ウエストから10cm程度)と、股ぐり(3~4cm程度)を合わせて中とじをします。
※しつけ糸2本どりで、ゆるく止めます。
中とじとは、表地と裏地が離れないように縫い留めることです。
2.6 表地と裏地パンツを合わせます。ウエストラインをしつけで止め、前あきをまつります。
2.7 以下参考ページの手順でベルトをつけていきます。
※ベルトを表に返した後ミシンで縫い止めず、まつり縫いで始末
2.8 表地・裏地パンツの裾を糸ループで止めます。
あとは表地パンツと一緒に縫い合わせていきます。一連の作業工程は以下記事にて確認可能です♪
ワイドパンツの型紙と作り方【サイズM、L】
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