文化式新原型から、好きなデザインのパターンを起こす方法を解説していきます。
★はじめに★
この記事は洋裁中~上級者向けとなります。 現在販売している型紙やデザイン画、ファッションスナップを例に、原型からパターン展開の解説・考察をするというコンセプトのため、型紙や作り方は掲載しておりません。
この記事は洋裁中~上級者向けとなります。 現在販売している型紙やデザイン画、ファッションスナップを例に、原型からパターン展開の解説・考察をするというコンセプトのため、型紙や作り方は掲載しておりません。
♥♥【原型からパターンを起こす方法】まとめページはこちらから♥♥
1. デザインを決める
今回は、以前製作した子供用コスプレ服を使って解説していきたいと思います。
※基本的な流れは大人向けコスプレ服作成と同じです。
2. 原型を用意する
2.1 採寸をして原型を用意します。
【原型製図】レディース原型作り(新文化式)
2000年頃にリニューアルした、新文化式原型の製図方法を解説していきます。
【原型製図】子供原型作り(新文化)
以前旧文化式の子供原型の引き方を公開したので、今回は新文化式の子供原型の引き方を載せたいと思います。
【文化式新原型】身頃ダーツの移動方法
現代女性の体型によりフィットするよう、文化式新原型はリニューアルに伴い各部位にダーツが追加されました。 今回は基本のダーツ移動方法を解説していきます。
3. 作った原型を着る
3.1 用意した原型をシーチング等に写し、実際に組み立てて着てみます。
※ダーツをたたみ、縫い代をつけます。
3.2 下図のように身頃へ印をつけ、スカート部分の長さを測ります。
4. パターンを展開する
4.1 【3.2】で印をつけた位置を測り、用意した原型を元にパターンを作ります。
※あきの始末や襟ぐり、袖ぐりの始末等をどうするか決めてから作成します。
子供用コスプレ服では後ろダーツを袖ぐりに移動し、身頃と同じ丈の裏地を用意して表地と裏地の間にスカートを挟みました。(若干透ける生地と色を使用したため)
5. パターンを組み立ててみる
5.1 出来上がったパターンでトワルを組み、 実際の形を見ます。(縫い代つけるのを忘れずに!)
この時、思った形と違うところを修正します。
6. 出来上がったパターンで作ってみる
本番用の生地選びは、慎重に!
実際のパターンに問題がなくても、イメージ通りの形にならなかったりします。
原型の書き方と部分別製図をまとめたページを参考にしていただければ結構好きなパターンを作成できると思うので是非試してみてくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
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