作った原型でトワルを組んで原型を補正してみる(文化ドレメ新原型比較)

平面製図と立体製図
平面製図と立体製図

 新文化式原型、新ドレメ式原型をシーチングを使ってトルソー(洋裁用ボディ)に着せて実際に比較してみました。

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原型でトワルを組む

「トワルを組む」とは
シーチングと言う布で立体的に型をとることを「トワルを組む」といい、この作業をドレーピング(立体裁断)という。wikipediaより

文化ドレメ新原型比較


補正はしていない段階です。

採寸箇所の多いドレメ式(左)はやはり肩幅や袖ぐり等ピタリと合っていて気持ちいいです。
ダーツが追加されよりフィット感の増した文化式(右)はあちこち補正が要りますが、ラインが綺麗で型紙が作りやすそうです。

同一サイズで製図した文化ドレメ原型を重ねた場合(平面)

外部サイト:文化式とドレメ式原型製図を比較してみた
洋裁CADを配布されているサイト様にて、文化・ドレメ・トミー式の原型比較をされています。
グラフがわかりやすいです!!

文化式・ドレメ式新旧原型の書き方まとめページ

【文化・ドレメ】新旧原型の引き方
文化式/ドレメ式の新旧原型製図方法の引き方をまとめました。 【文化式】新・旧原型 ▶【旧文化】女性原型 ▶【旧文化】子供原型 ▶【新文化】女性原型(トップス) ★身頃ダーツの移動方法 ▶【新文化】女性原型(ボトムス・パンツ) ▶【新文化】女...

原型を着てみる

原型を用意したら、シーチングで実際に組み立てて着てみましょう。

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体型は人それぞれ千差万別なので、どうしても合わないところがでてしまいます。
実際に着てみた時に確認することは主に以下の3点です。

  1. 肩線脇線があっているか
  2. つってる箇所はないか
  3. バストラインは合っているか(BL線が実際よりずり上がっていないか)

原型を補正する

実際に着て合っていない箇所に印をつけ、補正していきます。
こちらも参考にしてみて下さい。

仮縫い方法と基本的な補正方法
印付けが終わったら補正のために仮縫いをします。 仮縫いとはしつけ糸を使って手縫いのみで仕立てることを言い、仮縫い後実際に試着して、体に合うよう直すことを補正と言います。 それでは仮縫い方法と基本的な補正の方法を解説したいと思います。

補正した原型で作った服は仮縫いがいらない、という人もいますが個人的には最終チェックという意味でも仮縫いは行うべきだと思います。

綺麗に仕立てるには必要な手間です。
以上原型補正について、軽く触れてみました。
難しいですが是非チャレンジしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

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