浴衣製作にあたって(和裁の復習も兼ねて)基本のくけ方を載せたいと思います。
指ぬきの使い方と針の持ち方
指ぬき
利き手中指の第二関節にはめ、針の頭を押しながら縫います。
針の持ち方
指先から0.4~0.5cm出る長さのものを選ぶと縫いやすいです。
布別・手縫い針の選び方
和裁用の針は長さと太さで呼び名が違います。(印針)
現在はメリケン針といって洋裁用と共用の針を使われています。
針 の 名 称 | ||
用途 | 名称 | 長さ |
木綿縫い針 | 三ノ一 | 3.3cm |
三ノ二 | 3.6cm | |
三ノ三 | 3.9cm | |
三ノ四 | 4.2cm | |
木綿くけ針 | 三ノ五 | 4.6cm |
絹縫い針 | 四ノ一 | 3.3cm |
四ノ二 | 3.6cm | |
四ノ三 | 3.9cm | |
四ノ四 | 4.2cm | |
絹くけ針 | 四ノ五 | 4.6cm |
基本のくけ方(縫い方)
耳ぐけ
木綿の縫いしろ始末で使われる縫い方です。
布と布の間を通し、表に1目、裏に2目でます。
三つ折りぐけ
布端始末をする時に使われる縫い方です。
本ぐけ
ひもを作る時などに使われる、表から縫い目が見えない縫い方です。
以上、手縫いの種類(和裁編)でした。
ここで紹介した縫い方を知っていれば大体問題なく浴衣作りができると思います。
是非マスターしておきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます♪