Photo by Mihman Duğanlı on Unsplash
ハイネックのトッパーコート(上半身をおおう程度の婦人用ショートコート)を作ってみました。サイズM。
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完成品
■着丈
88cm(後ろの首の付け根から裾までの長さ)
■バスト
83cm~85cm
1.型紙ダウンロード
当ブログの型紙は、洋裁CADにて作成しています。
https://洋裁.net/
2.準備するもの
■表地(軽くてフレアが綺麗に出るもの。ウールビーバー等)
150cm幅:260cm
■裏地
150cm幅:200cm
■スレキ(袋布用)
40cm幅:60cm
■接着芯
90cm幅:110cm
■ボタン
2.3cm(23mm):4個
■力ボタン
4個
3.地直し、裁断、端始末
3.1 生地はあらかじめ地直ししておきます。
印刷した型紙を切り取り、生地に配置し裁断します。
※裁断前に型紙の確認・補正を行って下さい。
*出来上がるパーツ*
- 【表地】前(2枚)
- 【表地】後ろ(2枚)
- 【表地】見返し(2枚)
- 【表地】表裏・衿(各2枚)
- 【表地】袖(2枚)
- 【表地】玉縁布(2枚)
- 【スレキ】袋布(2セット)
- 【裏地】前(2枚)
- 【裏地】後ろ(2枚)
- 【裏地】袖(2枚)
4. 接着芯をつけ、布端を始末する
4.1 以下画像のように表地に接着芯をつけ、出来上がったパーツの端始末*をします。
※使用する生地によって適宜
5.ポケットを作る
5.1 以下参考ページの手順でポケットを作ります。
6. 身頃を縫い合わせる
6.1 表地後ろと表地前を縫い合わせる
表地後ろを中表にして背中を縫い合わせ、表地前の肩と脇下を縫い合わせます。
6.2 裏地後ろと見返しを縫い合わせる
裏地後ろを中表にして背中を縫い合わせます。
裏地前のダーツをたたみ、見返しと縫い合わせます。
裏地後ろと裏地前の脇下を縫い合わせます。
7. 衿を縫い合わせる
7.1 表身頃と表衿を縫い合わせる
衿端とボタン穴を避けながら、6.1の表見頃と表衿を縫い合わせます。
縫い代はアイロンで割ります。
前端から衿の途中まで、出来上がり線に伸び止めテープを貼ります。
7.2 裏身頃と裏衿を縫い合わせる
7.1と同様に衿端とボタン穴を避けながら、6.2の裏身頃と裏衿を縫い合わせます。
見返し部分の縫い代はアイロンで割ります。
8. 表裏身頃を縫い合わせる
8.1 前端~衿回りを縫う
表裏身頃を中表にして前端*~衿回りを縫い合わせます。※0.2~0.3cm外側にミシン
8.2 表に返して整え、衿ぐりを中とじする
図のように縫い代をカットし、アイロンで割って表身頃側に倒します。
表に返して見返しと裏衿を0.2~0.3cm控えてアイロンで整え、衿ぐりに落としじつけで中とじします。
8.3 ボタン穴周辺と前端~衿回りを始末する
表身頃と見返しのボタン穴を合わせ、周囲をまつります。
前端~衿回りを星止めします。
9. 身頃と袖を縫い合わせる
9.1 表袖袖下を縫う
袖口に接着芯を貼り、出来上がり線に沿って折りアイロンをかけます。
袖山の縫い代にぐし縫いをします。※出来上がり線から0.2cmと0.7cm離れた位置に2列
中表にして袖下を縫い、縫い代をアイロンで割ります。
9.2 裏袖袖下を縫う
中表にして袖下を縫い、袖山を折ります。
9.3 表袖と裏袖を合わせ、袖口を始末する
表袖と裏袖の縫い代を合わせて中とじをし、表に返して斜めじつけでとめます。
裏袖口を折ってしつけをし、奥まつりをします。
9.4 表地の袖付けをする
以下参考ページの手順で表地の袖と身頃を縫い合わせます。※袖ぐり端始末は不要
9.5 袖山布、裏地袖をつける
以下参考ページ【項目8】以降の手順で袖山布、裏地袖つけをします。
10. 裾を始末する
脇の中とじをします。
裏地裾を折ってしつけをし、奥まつりをします。
11. ボタンとボタンホールを縫う
最後にボタンとボタンホールを縫って完成です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
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