折角手作りするなら、既製服より綺麗に仕上げたい!
でもどうしたらいいの?という疑問を解消すべく、いつくかに分けて綺麗に縫うコツを解説していきたいと思います。
大まかに、以下の点に気をつけながら縫えばOKです(◍ ´꒳` ◍)b
1. 適切な押さえ金(アタッチメント)を使う
ミシンには用途に応じて色々な押さえ金(アタッチメント)が存在します。
当たり前ですが適切な押さえ金を使うことで綺麗に仕上げることができます。
私も初心者の頃はよくわからなくて(ホントは面倒くさかった笑)
大体基本押さえで縫っていました(;´Д`A “
適切な押さえ金を使うと「仕上がり」が違います。何より単純にすごく縫いやすくなります!
面倒くさがらず適宜変えていきましょう!(自戒)
押さえ金は純正品が一番ですが、実は純正品と変わらないクオリティのものも沢山あります。
色々探してみると楽しいですよ♪
(そういえば家庭用ミシンって購入時にセットでついてきましたっけ…?)
2. 鳥の巣(縫い始めの裏面がダマになる状態)にならないように縫う
色々な方法がありますが、大体は1番~3番の手順です。(これでほぼ問題は解消されます)
それでも糸ダマになってしまう場合は、4番目を試してみて下さい。
- 上糸と下糸*を押さえ金の下から後ろ側に5〜6cmくらい出す。
※上糸の端を持ちながら1針落として戻すと下糸が引き出せます。 - 布を置き、プーリー(はずみ車)*を回して針を落とす。※ミシン右側面にあります。
- 糸を引いて糸のたるみをなくし、押さえ金を下す。
- 糸を引いたまま2~3針縫い進み、あとは普段通り返し縫いをして縫い始めます。
3. 押え圧・糸調子を調整する
3.1 押え圧を調整する
弱くする(数字を小さくする) | 薄地を縫う場合や、縫い縮み・布伸びする場合等。 |
強める(数字を大きくする) | 厚地を縫う場合や、滑る・布を送らない場合等。 |
- 押さえ金をテフロン押さえ(スムース押さえ)、または上送り押さえに交換する。
- ハトロン紙(クッキングシートでも可)を敷いて縫う。
- シリコン剤やシリコンペンを使う。
3.2 糸調子を調整する
生地の上側にポツポツと下糸が出ている | 上糸が強い状態。上糸調子ダイヤルの数字を小さくする。 |
生地の下側にポツポツと上糸が出ている | 上糸が弱い状態。上糸調子ダイヤルの数字を大きくする。 |
自動糸調子機能も万能ではない…らしい(使ったことない)
4. 縫い目にアイロンをかける
縫い終わった後、縫い目にアイロンをかける理由は以下の通り。
- ピンと張った糸を落ち着かせる。
- 糸と布をなじませる。
針を貫通させて上糸の間に下糸を通すというミシン縫いの性質上、縫い目には表と裏が存在します。
(布断面が下へ向く)
これをアイロンでなじませることで縫い目が落ち着き、綺麗になるという理屈です。
まぁ仕上げ洗いをすると結構落ち着くんですけどね(最後アイロンするし)
最初は違いがわかりにくいと思いますので、縫い慣れた頃に試していただくといいかなと思います。
5. おまけ(下糸がなくなる前に気付けるアイディア)
下糸を少し巻いた後に水で消えるチャコペンで印をつけました。
この印で「そろそろ下糸なくなる」ことがわかる!という苦肉の策です(;´Д`A “
先日突然閃いた方法です(*ノωノ)
これまで使ってたミシン(元々祖母のミシン)だと下糸がなくなるタイミングも感覚でわかったのにー!
家庭用ミシンでは針板付近にボビンを設置+ボビンと蓋が透明なので全く不要なアイディアだとは思いますが、一応おまけとして。
最後までお読みいただき、ありがとうございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
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