コクーンコートの型紙と作り方【裏地なし・サイズフリー】

女性服
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秋~冬にかけて使えるハーフ丈のコートを作ってみました。裏地がないので簡単に作れます。

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完成品

サイズ表
■着丈
82cm
■バスト
~100cm

1.型紙ダウンロード

型紙ダウンロードはこちら

当ブログの型紙は、洋裁CADにて作成しています。
https://洋裁.net/

2.準備するもの

■表地(お好きな生地を使ってください。)
147cm幅:300cm

■スレキor裏地(袋布用)
116cm幅:30cm

■接着芯
縦4cm×横10cm

■接着テープ
15mm幅

■ボタン
直径3cm:1個

■力ボタン
1個

3.地直し、裁断、端始末

3.1 生地はあらかじめ地直ししておきます。
印刷した型紙を切り取り、生地に配置し裁断します。
※裁断前に型紙の確認・補正を行って下さい。

*出来上がるパーツ*

  • 前身頃(2枚)
  • 後身頃(2枚)
  • 袖(2枚)
  • 後ろ見返し(1枚)
  • 後ろ襟(1枚)
  • 玉縁布(2枚)
  • 袋布A,B(各2枚)

4.接着芯と接着テープをはる

図のように、各パーツに接着芯もしくは接着テープをはります。

コクーンコートの縫い方1

コクーンコートの縫い方2

5.布端を始末する

前身頃、後身頃、後ろ見返し、袖の布端をジグザグミシンもしくはロックミシンで始末します。

6.ベンツを作り、後中心を縫い合わせる

下記の方法以外にも、額縁縫いで仕上げる方法もあります。
額縁縫い(仕立て)の縫い方【手縫いとミシン】
角を綺麗に縫う額縁縫い(仕立て)の縫い方について解説します。

6.1 以下参考ページの手順でベンツを作ります。

ベンツの縫い方2

6.2 縫い合わせた後ろ中心の縫い代をアイロンで割り、縫い代端をまつります。

ベンツの縫い方6

7.ポケットを作る

7.1 以下参考ページの手順でポケットを作ります。

8.身頃と見返しの肩を縫い合わせる

8.1 前身頃と後身頃の肩と、前見返しと後ろ見返しの肩を縫い合わせます。

8.2 それぞれの肩の縫い代をアイロンで割ります。

9.後ろ襟作り、身頃と縫い合わせる

9.1 後ろ襟を中表に折り、両端を縫います。

9.2 襟先にゆるくしつけをし、表に返して目打ちで襟先を整えます。

9.3 裏襟をひかえてアイロンで整え、表と裏の襟付け線にしつけをします。

コクーンコートの縫い方3

9.4 身頃と見返しの間に襟を挟み、身頃と襟のA点からB点までを縫います(型紙A点)

9.5 縫い代に切り込みを入れ、残りのラペル部分を縫います。

9.6 表に返して、アイロンで整えます。

10.袖と袖下、脇下を縫う

10.1 袖つけ線を合わせて袖ぐりを縫い合わせます。

10.2 袖下~脇下を続けて縫い合わせ、袖口の始末をします(まつり縫い)。

11.各個所の縫い代端を始末する

11.1 裾の縫い代を折り、まつります。

11.2 見返し袖ぐり端部分をまつります。

コクーンコートの縫い方4

12.ボタンをつけ、ボタンホールを作る

12.1 以下の参考ページの手順にてボタンをつけ、ミシンまたは手縫いでボタンホールを作って完成です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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